チーズの保存方法

チーズをおいしく食べるには、なるべく食べきれる量を購入すること。開封したらできるだけ早いうちに食べきることをおすすめします。
食べきれずに残ってしまった場合にチーズを最後までおいしく食べきるための、上手な保存方法をご紹介します。

保存のポイント

  1. 1 : 保存は冷蔵庫で!

    冷蔵保存してください。
    冷凍保存をすると、解凍後のチーズは一般的に舌触りや風味が悪くなります。

  2. 2 : 直射日光にさらしたり、高温にしないでください!

    チーズの主成分の1つである脂肪が溶け出してしまいます。(通常、オイルオフといわれる現象)

  3. 3 : 適切な湿度を保ちましょう。チーズに乾燥は大敵です。

    一般的に冷蔵庫の中は乾燥しやすいもの。チーズは乾燥させない事が大切です。
    チーズの切り口をラップで包み、フタ付き容器に入れてから冷蔵庫に入れてください。
    ※ジッパー付きのビニール袋が便利ですが、チーズが潰れないように気をつけてください。

  4. 4 : 他の食品のにおいに気をつけて!

    チーズを含め乳製品は他の食べ物のにおいを吸収しやすい食品です。
    香りの強い野菜や果物、においの強い食べ物と一緒に保存するとにおいを吸収してしまいます。
    一緒に保存しないようにしましょう。

タイプ別の保存方法

チーズの保存の基本がわかったところで、最後までおいしくチーズを食べきるための、タイプ別の保存方法をご紹介します。

フレッシュタイプ

  • 冷蔵庫で保存します。(冷凍は禁物)
  • 開封したあとはなるべく早めに食べましょう。

白カビタイプ

  • 切り口が流れ出ないよう切り口の高さにあわせて、2~3重に織り込んだアルミホイルで切り口を押え、さらに全体をラップで包み、購入時の箱に戻します。こうすると型崩れがしにくくなります。

青カビタイプ

  • 青カビタイプは光で脂肪が酸化しやすいので、ラップで包み、さらにアルミホイルで包むようにしましょう。
  • 他のタイプのチーズに比べ、塩分が高いことから離水しやすいのでチーズ表面に水分がでていたら、ペーパ-タオルなどでそっとふきとってから、包むようにしましょう。
  • 香りの強いチーズは、個別に保存しましょう。
    ※ジッパー付きのビニール袋など

シェーブルタイプ

  • ラップに包むときはぴったりつけないで、ふわっと余裕を残して包むとよいでしょう。

ウォッシュタイプ

  • 乾燥は禁物なので、ラップに包み、フタ付き容器(またはジッパー付きのビニール袋)に入れて冷蔵庫で保存しましょう。

セミハード・ハードタイプ

  • カビと乾燥を防ぐため、全体をぴったりとラップで覆い、フタ付き容器(またはジッパー付きのビニール袋)に入れて冷蔵庫で保存しましょう。

残ったときの利用法

残った場合はおろしたり、細かくきざんでピザやオムレツに。カレーのトッピングや煮込み料理にもおすすめです。
また、味噌漬けにしたり、硬くなったチーズはオイル漬けにしてお召し上がりください。

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